ちゃんとシャンプーをしているのに、頭皮がかゆいと感じたり、フケが出るようであれば、それは頭皮が乾燥しているということです。
今回は頭皮が乾燥する原因や、頭皮の乾燥を防ぐためにできるセルフケアについて紹介します。
目次
頭皮が乾燥するとどうなる?
頭皮が乾燥すると、頭皮がかゆくなります。お肌が乾燥したときに、かゆくなるのと同じですね。
かゆくなって、頭皮を掻いてしまうと、頭皮に傷が付き、かさぶたができてしまったり、その刺激により抜け毛が増えてしまうこともあります。
また、お肌が乾燥すると、小さな皮膚片がポロポロとこぼれてきて、フケのように見えます。これらの症状が出るメカニズムについて、もう少し詳しく説明しましょう。
頭皮が乾燥したときに、かゆみが生じる理由は、肌の表面の水分バランスが崩れるからです。
頭皮が潤っていれば、頭皮のバリア機能が正常に働いているので、頭皮の内部の神経細胞が外の刺激から守られます。
しかし、潤い不足により、頭皮のバリア機能が働かなくなると、神経細胞が直接的に刺激されるので、かゆみを強く感じやすくなることも。
かゆみを感じ、頭皮を掻いてしまうことで、さまざまな頭皮の問題が生まれます。ちゃんとシャンプーならしているのに、フケが発生するのは、頭皮の乾燥により、お肌のターンオーバーのサイクルが崩れていることが原因です。
お肌は、約30日のサイクルで古くなった角質が剥がれ、新しい皮膚へと生まれ変わります。
それをターンオーバーと言うのですが、ターンオーバーが正常におこなわれていれば、古い角質は洗髪のタイミングで取り除かれます。
しかし、頭皮の潤い不足により、肌のターンオーバーがうまく行っていない状態では、古くない角質まで剥がれ落ちるため、大量のフケのように見えてしまうのです。
また、そういった頭皮の乾燥のサインを無視し続けると、抜け毛も増えてきます。頭皮の乾燥は頭皮環境の乱れに繋がります。
頭皮は潤いと同様、適度な皮脂も必要であり、皮脂は外からの刺激から頭皮を守り、雑菌の繁殖を防ぐ働きをしているのです。
乾燥により、皮脂のバランスが崩れた頭皮は、無防備になり、その結果、抜け毛の増加を招きます。また、頭皮の乾燥が進むと、血行も悪くなります。血行が悪くなると、当然、髪の毛はダメージを受けます。
まだ寿命を迎えていない髪の毛が、抜けてしまうようになり、抜け毛の量が増えるのです。
頭皮が乾燥する原因は?
頭皮が乾燥する原因について、考えられる理由を探っていきましょう。
洗浄力の強いシャンプーによる刺激
頭皮が乾燥してしまう原因は、洗髪習慣にあることがほとんどです。
頭皮がもともと乾燥肌であるという方もいるでしょうが、洗浄力の強いシャンプーを使っていたり、ドライヤーの使い方が正しくない場合も少なくありません。
洗浄力の強いシャンプーは、頭皮の乾燥させてしまう原因のひとつです。安価なシャンプーは、洗浄力の強いシャンプーがほとんどです。
高級アルコール系と呼ばれる分類のシャンプーなのですが、頭皮への負担が大きいというデメリットがあります。また、整髪料や汚れをスムーズに落としてくれるのですが、突飛に必要な皮脂も洗い流してしまっているのです。
頭皮に必要な皮脂まで洗い流されてしまうことで、頭皮の乾燥を招き、乾燥によるかゆみで抜け毛が増えてしまうというメカニズムです。
洗い上がりが気持ち良いのですが、頭皮に必要な油分まで洗い流してしまうので、常用していると、頭皮が乾燥してしまいます。頭皮が乾燥すれば、かゆみが生じ、それで髪の毛を掻いてしまうとその刺激により、抜け毛も増えてしまいます。
頭皮の乾燥が気になる方には、洗浄力がマイルドなアミノ酸シャンプーがおすすめです。
洗浄力には若干の物足りなさがありますが、頭皮に必要な油分が残りますので、頭皮は潤った状態をキープすることができます。
ドライヤーの使い方

ドライヤーで髪を乾かしすぎていたり、乾かし方が雑だったりする場合も、頭皮の乾燥が深刻化する原因になります。
髪の毛が十分に乾いているにも関わらず、ドライヤーの熱風を当て続けると、頭皮に必要な水分まで蒸発してしまい、乾燥が進みます。
ドライヤーは、健康な頭皮と髪を守るために必要不可欠なものであると同時に、頭皮や髪に負担を与えるものでもありますので、使い方には注意が必要なのです。
もちろん、ドライヤーを使う時間が短く、長時間、頭皮が濡れているという状態も、頭皮には負担がかかります。
自然乾燥で髪の毛を乾かしている人もいると思いますが、ドライヤーを使わない習慣がある人は非常に危険です。
頭皮が濡れていると、雑菌などが繁殖しやすく、頭皮に負担がかかるため、頭皮の乾燥を引き起こす大きな原因になります。
皮膚トラブル
シャンプーの種類やドライヤーの仕方を工夫したにも関わらず、症状がなかなか改善しないようであれば、皮膚が炎症を起こしている可能性があります。
考えられる皮膚トラブルを見ていきましょう。
①ドライスキン(乾燥肌)
肌の皮脂や水分が不足して“肌が乾燥している状態が長く続いてしまうと、ドライスキンになってしまいます。
ドライスキンがひどくなると、アレルギー反応や感染症を起こしやすくなりますし、金属・洗剤・花粉などの外的刺激にも過敏に反応する敏感肌になってしまいます。
セルフケアで症状が改善しない場合は、皮膚科で適切な処置を受けるようにしましょう。
②シャンプーなどによるかぶれ
シャンプーの成分など、一定の物質に対して、アレルギーがある場合、その薬剤が触れた箇所にかゆみが生じ、小さなブツブツや水ぶくれができたりします。
皮膚科で、アレルギーチェックを受け、普段使っているシャンプーやコンディショナーについて見直す必要があります。
③アトピー性皮膚炎
成人してからは軽快することが多いアトピー性皮膚炎ですが、子供の頃にアトピーだった方は、シャンプーやコンディショナーなどの成分に影響を受け、アトピーが再発することがあります。
アトピーは、夏はジュクジュクし、冬は乾燥してカサカサする傾向があります。塗り薬などで適切な処置をおこなうようにしましょう。
頭皮乾燥を予防するための洗髪のヘアケアの基本は?

頭皮乾燥を予防するために、毎日できる洗髪習慣の基本的なヘアケアを確認しましょう。
①シャンプー前にブラッシング
髪の汚れを浮かし、もつれを解消するために、入浴前には軽くブラッシングをしましょう。
ブラッシングは頭皮のマッサージの役割も果たします。
シャンプー前にブラッシングをすることで、髪の毛が洗いやすくなりますので、頭皮の乾燥の予防はもちろんのこと、きれいなツヤツヤ髪を作る手助けにもなります。
②すすぎはしっかり
シャンプーが髪の毛に残っていると、頭皮や髪の毛に負担がかかります。
頭皮の乾燥が悪化するのはもちろんのこと、湿疹や薄毛など、他の頭皮のトラブルを巻き起こす原因にもなりますので、すすぎは丁寧におこなってください。
シャワー時間の目安は、3分以上。
シャワーをしっかりとかけて、確実にシャンプーを落とすようにしましょう。
③ドライヤーをする
前述しましたが、髪の毛を濡れたまま放置し、自然乾燥させてはいけません。
髪の毛が濡れている状態は、キューティクルが剥がれやすく、不安定な状態にあります。
かといって、ドライヤーの時間が長くなりすぎることも良くありません。
タオルでしっかりと髪の毛の水分を取り除いたあと、ドライヤーで素早く髪の毛を乾かすようにしましょう。
乾燥を予防するための生活習慣は?
乾燥の乾燥を予防するための生活習慣を確認しましょう。
1.頭皮や髪の毛を保湿する
ドライヤーをする前に、クリームなどの保湿剤を頭皮や髪の毛に塗りこむようにしましょう。ドライヤーやストレートアイロンなどは、頭皮や髪の毛を乾燥させる大きな原因です。
これらの熱から、頭皮や髪を守るために、保湿剤を使うようにしてください。お風呂あがりに、スキンケアをするのと同じように、頭皮のケアも忘れずおこないましょう。
また、頭皮の乾燥がひどい人は、シャンプー前専用コンディショナーを使うのも有効です。保湿成分のあるヘアマスクなどをシャンプー前に使うことで、頭皮を乾燥から守ってくれます。
また、フケが気になる人には、頭皮の角質を取るスカルプマスクもあります。
週に1回から2回スカルプすることで、角質が除去されますので、フケが出にくくなるはずです。
2.食生活に気をつける
全脂肪の乳製品や白ワイン、シャンパンなどは頭皮のかさつきやかゆみを起こす可能性があります。これらの食品を日常的に口にしている人は、少し控えるようにしましょう。
頭皮の健康を守るためには下記の食品がおすすめです。
★ビタミンA
牛乳・乳製品・卵・鶏レバー・うなぎ
★α-カロテン・β-カロテン
にんじん・モロヘイヤ・ほうれん草・小松菜・パセリ・にら
★β-クリプトキサンチン
干し柿・みかん・オレンジ・グレープフルーツ
★ビタミンB2
レバー・うなぎ・乳製品・卵・納豆
★ビタミンB6
魚介類・鶏肉・レバー・にんにくビタミンEアーモンド・うなぎ・モロヘイヤ・アボカド
★ビタミンC
ピーマン・ブロッコリー・カリフラワー・いちご・ネーブル・柿
★ビタミンD
抜け毛が気になる方には、ビタミンDのサプリメントもおすすめです。ビタミンDは、日照時間の少ない冬の季節には不足しがちです。
ビタミンD欠乏症になると、抜け毛が増えますので、サプリメントで補うようにしましょう。
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