髪の毛が生えるスピードはどのくらい?中々生えない原因はコレだった!

髪の毛が伸びるスピードは、一般的に1日で0.3mm~0.4mm、1ヶ月で1cm、1年で12cmほどといわれています。前髪を少し短く切り過ぎた場合なら、1ヶ月ほど我慢すればもとに戻るでしょう。

しかし、「髪の毛がまったく伸びない」「髪の毛の生えてくるスピードが遅い」と悩んでおられる方は案外多いのではないでしょうか?

髪の毛の悩みは昔からよくある普遍的な悩みですが、他人に相談するのも躊躇してしまいます。そこで当記事では、どうすれば髪の毛が伸びやすくなるのか、原因とその対策を解説します。

髪の毛が伸びるスピード

髪の毛が伸びるスピードは、一般的に1日で0.3mm~0.4mmほどです。1cmの髪を伸ばすためには約1ヶ月の期間がかかります。しかし、髪の毛の伸びる速さには個人差や男女差があり、一概には言い表せません。一般的に女性ホルモンが多いと髪の毛の成長も早くなるといわれています。

髪が伸びるメカニズム

この章では、髪が伸びるメカニズムについて解説します。

ヘアサイクル

髪の毛には1本1本、寿命があります。

寿命を終えた髪の毛は抜け、また新たな髪の毛が成長して、その髪の毛も寿命を終えて脱毛する。この循環をヘアサイクル(毛周期)といいます。

ヘアサイクルが正常の場合、髪の毛は一日あたり50~100本ほど抜けます。櫛やブラシで梳かすと抜け毛が落ちていきますが、それは大抵の場合はヘアサイクルの過程にある正常な脱毛です。

髪の毛は「成長期」→「退行期」→「休止期」の流れで循環します。

成長期

成長期は毛髪の細胞分裂が活発になり、髪の毛の成長が活発になります。

毛髪全体の80~90%を占め、期間は男性の場合は3~5年、女性の場合は4~6年です。成長期は、「早期」「中期」「後期」の三つに分かれています。

  • 早期:皮膚の下で新しい毛が誕生し、古い毛が抜け落ちていく
  • 中期:毛根が徐々に成長し、細い産毛が生えてくる
  • 後期:毛髪が太く長く成長する

髪の毛の成長具合は成長期の長さに依存し、成長期が長ければ長いほど髪も長く伸びます。
ヘアサイクルが乱れている場合は抜け毛が増えたり、髪が細く短くなりやすいです。

退行期

退行期に入ると、毛髪の成長が遅くなります。

退行期の髪の毛は全体の約1%を占め、期間はだいたい2~3週間です。退行期は栄養の供給が弱まり、髪の毛の寿命が近づく時期もあります。ブラシやシャンプーで髪の毛が抜けやすくなってしまうのはこの退行期です。

休止期

退行期が終わり休止期に入ると、髪の毛の成長は完全に止まってしまいます。

休止期の髪の毛の割合は、髪全体の約10~20%を占め、期間はだいたい3~4ヶ月です。休止期は新しい髪の毛に生まれ変わるために、古い毛髪が抜ける準備に入ります。休止期から成長期へと移行し新しい髪に生え変わるときに、古い髪の毛は抜け落ちるのです。

髪が太く長く伸びるのは成長期です。成長期はおおよそ男性が3~4年、女性が4~5年ほど続きますが、ヘアサイクルが乱れると短くなり、場合によっては数ヶ月までに短縮されます。女性ホルモンのエストロゲンには髪の成長を促進する作用があるため、ヘアサイクルは一般的に女性の方が長目です。

頭皮のターンオーバー

顔の皮膚細胞が生まれ変わるように、頭皮の細胞も生まれ変わりを繰り返します。

頭皮のターンオーバーは約4週間です。この生まれ変わりのサイクルにトラブルが生じると、フケや抜け毛の原因にもなります。

髪を伸ばす方法

髪の毛の成長にはヘアサイクルやターンオーバーが関係し、これらの機能が正常に保たれているほど、髪の毛の伸びるスピードも安定しやすいです。本章では、髪の毛を早く伸ばすためにできる習慣や、生活上の工夫を紹介します。

良質な睡眠生活

人間が眠っている間、下垂体からは成長ホルモンが分泌されます。髪の毛のほとんどはタンパク質でできていますが、成長ホルモンはそのタンパク質の合成を促進するために必要です。

睡眠の質が悪化すると成長ホルモンの分泌も少なくなり、つややかで太い髪の毛を上手に育てることができません。また、十分な睡眠をとることができずに自律神経が乱れた場合、頭皮にうまく栄養が届けづらくなります。

寝具を変える、夜食を控える、眠る前にリラックスするなど、睡眠前の日頃の習慣を見直してみるのもどうでしょうか?

栄養をしっかりと採る

髪の毛に必要な栄養素が不足しても、髪の毛は育ちにくくなります。

たんぱく質やビタミン、アミノ酸、ミネラルなどの、髪の毛を育成するための栄養素の摂取が大切です。脂っぽい食べ物やファストフードは、皮脂分泌を高め頭皮環境を悪化させます。魚や肉、野菜などバランスの良く取り入れた食生活を心がけましょう。

仕事が忙しくて料理をすることができない場合や、手作りの料理だけでは物足りない場合はサプリメントもオススメです。

ヘアケアをする

髪の毛に内包されている水分や油分の量が減ると、切れ毛が起こりやすくなります。このような状態を乾燥といい、髪の毛を乾燥から守るためのヘアケアも大切です。

髪の内部に栄養と潤いを浸透させるトリートメントを使って、髪の乾燥を予防することができます。また、なるべく頭を洗った後にベタつき感のない、自分の肌タイプにあったシャンプーを使用するようにしましょう。

NGな習慣

この章では、髪の毛の成長に悪影響を与える習慣を紹介します。

ダイエットによる食事制限

過度なダイエットによる食事制限は、皮脂の分泌量が減少して頭皮が乾燥してしまいます。

また、頭皮や髪の毛を育成するために必要な栄養素の不足は、抜け毛や切れ毛などのトラブルを引き起こしやすくします。ダイエットをするときは過剰な食事制限を避け、バランスの良い食生活を心がけましょう。

ストレスを溜め込む

ストレスも毛髪の成長を抑える原因の一つです。ストレスを受けて自律神経が乱れると、血行不良を引き起こすことがあり、頭皮に栄養を届けにくくなります。

結果として、髪の毛の成長にも悪い影響を与えるので注意が必要です。さらに、ストレスが増加すると女性ホルモンであるエストロゲンが減少してしまうこともあるので、なるべくストレスを溜め込まないように気をつけましょう。

飲酒

アルコールは薄毛を促進させることがあります。

お酒を飲むと肝臓でアルコールが分解され、アセトアルデヒドという名前の物質が作られます。通常であればこのアセトアルデヒドは分解され、問題はありません。しかし、過度に飲酒をして分解が間に合わなかった場合には注意が必要です。アセトアルデヒドには薄毛の原因となるDHTというホルモンを増加させる働きがあるためです。

さらに飲酒によって糖分の摂取が過多になると、血液に含まれる脂肪の割合が増え、皮脂の分泌が活発になります。頭皮が脂っぽくなり、頭皮環境を悪化させてしまう場合もあるので過度の飲酒は控えるようにして下さい。

生活リズムの乱れ

生活リズムが乱れるとヘアサイクルの正常な循環を阻害することがあります。

ヘアサイクルが正常に循環しない場合、髪の毛の伸びも遅らせてしまうことがあるので、日々の生活リズムを整えることが大切です。

突発的に食事を省くことが多い場合や、食事や睡眠時間が不規則な場合は、体内時計が乱れてヘアサイクルやターンオーバーにも悪影響を及ぼします。生活リズムを整えて、なるべく健康的な毎日を過ごすようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ヘアサイクルやターンオーバーが乱れている場合は、毛髪の成長も悪くなりがちです。髪の毛の成長を正常にするために、健康的な生活を送ることを心がけましょう。

身体が健康で体内リズムが整っていること、ヘアサイクルやターンオーバーも安定しやすくなります。

  • 「寝る前にブルーライトを見ないようにする」
  • 「いつもよりちょっと早めに寝てみる」
  • 「ストレスを解消するために趣味を楽しむ」

などは今からでも始められそうですよね。ヘアサイクルや頭皮の環境を改善するためにも、自分にあった健康的な生活スタイルをぜひ見つけて下さい。

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