ふと鏡を見ると、髪の毛の生え際が少し薄くなっているような気がして思い悩んでしまうことはありませんか?
生え際の後退は一般的に「M 字ハゲ」や「U字ハゲ」と呼ばれます。 薄毛の兆候を発見すると、出来うるならなるべく目立たないように対策や改善をしたいと考える方も多いのではないでしょうか。
本記事では、生え際のよくある悩みとその原因、改善方法を紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。
目次
生え際後退のセルフチェック
「生え際の産毛の割合が増えた気がする」
「生え際が後退した気がするが、思い過ごしや勘違いであってほしい」
「自分の生え際は正常なのかどうか分からない」
などの悩みを抱えている方は少なくないと思います。鏡を見ただけでは判断しにくい生え際の後退も、以下の方法でセルフチェックできます。
額の広さをチェック
額の広さを調べることによって、自分の生え際の後退具合をチェックすることができます。
- 鏡の前で、生え際が見えるように前髪をあげる。(ヘアバンドを使うと便利です)
- 中指・薬指・小指を揃え、眉の上にあてる。
- 中指と生え際の間隔を調べる。
- 間隔が広い場合は、後退している可能性があります。
頭の形によっては元々おでこも広い方もおられます。おでこが広いこととハゲは同じではありませんので、気にしすぎないことも大切です。
頭皮の状態をチェック
以下の頭皮環境をチェックしましょう。
- ニキビはないか
- ベタベタしていないか
- 赤身やかゆみはないか
- カサついていないか
頭皮の状態が悪いと毛髪の成長も悪化する可能性があります。頭皮環境の乱れが長引けば、薄毛の原因にもなりますので注意が必要です。
上記のような症状がある場合は早めの対策をしておきましょう。
髪の毛の状態をチェック
髪の毛の状態を調べることによって、薄毛の進行具合をチェックできます。
- 太さ 髪の毛が産毛のように細い、細く短い髪が多い
- コシ 髪の毛にコシやツヤがない、弱々しい
- 密度 密度がなく、地肌が透けている
以上のような状態がありますと薄毛が「進行している」もしくは「これから進行する」可能性があります。
生え際後退の原因と予防
生え際の後退にはさまざまな要因があります。そのため、自分の薄毛の発症理由が分かれば、効果的なアプローチもしやすくなります。本章では、生え際後退の4つの原因を解説します。
AGA(男性型脱毛症)
AGAとは男性型の脱毛症で、生え際や頭頂部が薄くなるケースの多い脱毛症です。
一般に男性ホルモンや遺伝によって生じます。体内のテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結合すると、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換されます。このDHTが毛根に反応してヘアサイクルを乱し、髪の毛が抜け落ちてしまうのです。
AGAは年齢に関係なく、誰しもが発症する可能性を持っています。自分の薄毛がAGAかどうかは専門のクリニックに問い合わせてみることオススメします。
治療法には「内服薬」「外用薬」「注入薬」「植毛」がありますが、内服薬を中心とすることが多いです。また、AGAが原因の場合は市販の育毛剤では対処が難しいことに気をつけてください。
食生活の乱れ
健康的で丈夫な髪を育てるためには栄養が必要です。
たんぱく質・ビタミン・亜鉛は髪の3大栄養素と呼ばれています。たんぱく質・ビタミン・亜鉛を多く含む食材は次の通りです。
| たんぱく質 | 肉・魚・鶏卵・大豆・乳製品 |
| ビタミン | 果物(アセロラ、レモン、バナナ)・緑黄色野菜・鶏卵 |
| 亜鉛 | 牡蠣・こむぎ・いわし・牛肉・ナチュラルチーズ |
髪の3大栄養素は、もちろん上記の食材以外にも多く含まれています。
髪を丈夫にするためにしっかりと栄養価の高い食材を食べて、頭皮に十分な栄養が届くようにしましょう。ジャンクフードなどの脂っこい食事が多い場合は、髪に栄養が行き届かないどころか、皮脂の分泌が活発になり頭皮環境が悪化してしまいます。ファストフードやコンビニ弁当の食べ過ぎには気をつけたいところです。
生活習慣の乱れ
人間の睡眠中には、髪を作る成長ホルモンが分泌されます。
徹夜や寝不足の日が慢性的に続くと、髪の成長に必要なホルモンが上手く分泌されません。また仕事上のストレスや睡眠不足、運動不足により自律神経が乱れると、血行不良になり、栄養を含んだ血液が頭皮に届けづらくなります。
徹夜や夜更かしは避け、睡眠時間は最低でも6時間は確保しましょう。
- 「寝る直前にスマートフォンやテレビを見ないようする」
- 「ホットミルクやハーブティーを飲む」
- 「シャワーを浴びてリラックスする」
などの工夫を生活に取り入れてみるのもオススメです。
また、適度に運動して自律神経を整えるようにしましょう。
- 「朝の通勤をバイクから自転車や徒歩に変えてみる」
- 「エスカレーターではなく階段を利用してみる」
- 「週末を利用してジムに通う」
など、適度に身体を動かす習慣を作ってみてください。
頭皮環境
生え際はシャンプーやスタイリング剤が、洗い流しきれずに残りやすいところです。洗い残しが頭皮に詰まると、髪の毛が弱り薄くなる原因にもなりますので注意が必要です。
シャンプーやスタイリング剤はしっかりと洗い流しましょう。そのとき、強い力で擦ったり爪を立てたりすると地肌が痛むので、指の腹を使って優しく洗うことをオススメします。
髪染めやパーマのダメージの蓄積も薄毛の原因です。頭皮に負担のかかるヘアメニューは、毛根を刺激して炎症を引き起こすことがあります。抜け毛の原因になりますので、なるべく頭皮に負担のかからないように、
- 「カラーやパーマの回数を減らす」
- 「カラー剤を刺激の少ないタイプに変える」
など、自分の頭皮環境をきれいに保つための工夫をしてみましょう。
飲酒・喫煙
飲酒によってアルコールが肝臓で分解されると、アセトアルデヒドという物質が生まれます。このアセトアルデヒドは少量の場合はすぐに分解されるので問題はありません。
しかし、慢性的な飲酒が続き分解が追いつかなくなると危険です。アセトアルデヒドは薄毛の原因となるDHTというホルモンを増加させる働きがあるためです。
その他にも、アルコールは胃腸の機能を弱らせて効率的な栄養の吸収を阻害します。アルコールの摂取はほどほどにしておきましょう。
喫煙は自律神経のバランスを乱し、皮脂の分泌を活発にします。頭皮の毛穴が皮脂で詰まると、毛髪の成長に影響を与えます。また、常習的な喫煙は血管を細くするため、注意が必要です。頭皮を清潔に保ち十分な栄養を行き渡らせるためにも、過度な喫煙は控えましょう。
生え際後退の治療
既に後退してしまった生え際を治療したいとき、どのような治療方法があるのか代表的なものを紹介します。
「育毛剤」で自宅対策
頭皮環境を整えて、抜け毛を予防するために自宅で使用できます。副作用のリスクが比較的少なく、健康なすべての方を対象としています。
育毛剤は種類が豊富ですが、その分効果もさまざまです。自分の肌質や症状に合ったものを選ぶことが大切です。万一頭皮や髪の毛の成長にトラブルが生じた場合は、医師に相談するようにしましょう。
「増毛法」で治療
増毛とは、人口毛がついた皮膜を頭皮に貼り付けたり、人口毛を数本ずつ髪の毛と結び付けるなどして、髪の毛の量をカバーする方法です。生え際の後退が進行しすぎて育毛では間に合ない場合や、短時間で前髪の後退をカバーしたい場合にオススメです。
「植毛法」で治療
頭皮に髪の毛を植え込む施術を植毛と呼びます。自分の髪の毛を利用する「自毛植毛」と人工毛を利用する「人工毛植毛」があります。ただし、植毛は保険が適用されず、費用も高額です。
「内服薬」で治療
AGAの治療としてもっともポピュラーに使われているのが内服薬です。内服薬には「発毛を促すタイプ」と「薄毛の進行を防止するタイプ」があります。AGAの進行具合によって処方される内容が変わります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?生え際の後退にはさまざまなアプローチの仕方があり、費用も効果もそれぞれです。
植毛や増毛は高額となる傾向がありますので、もし、規則的な睡眠やバランスの良い食生活ができていない場合は、早めに改善しておきましょう。
生活習慣の改善だけでは物足りないと感じる方は、育毛剤やサプリメントの購入も検討してみてください。
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